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人形アニメーション教室で造型粘土スカルピーによるキャラクター造型を学ぶ

ストップモーションアニメ用のキャラクター造型を学ぶ教室に参加してきました。

ひょんなことからストップモーションアニメ作家の船本恵太さんと知合いました。

その船本さんの人形アニメ教室にて、キムラヒデキ先生による造形専門クラスが開設されたとのこと。無料体験に誘っていただいたので、ワクワクしながら参加してまいりました!

※ 教室の紹介サイトは以下になります。
船本恵太 人形アニメーション教室・クレイアニメーション教室

撮影に入るずっと前のプロセス、肝心要の人形製作に関する教室です。

一応ガンプラ世代の僕は、ストリームベースの小田雅弘さんに始まり、速水仁司さん、ヒゲのプラモ怪人、MAX渡辺さんなどなどの記事には目を通してきていますが、スカルピー造型をやるのは初めて。キムラ先生、船本先生がいい感じのお兄さんだからか女性の生徒さんも多く、和気あいあいと楽しく造型について学ぶことができました。下の写真はキムラ先生。
キムラヒデキ先生

さて、まずはデザイン画を描きます。
斜め顔を描いていたら先生に「三面図にしてください」とツッコまれてしまいました。ですよね、この口元とか二次元すぎですもんね。
スカルピー造形用のデザイン画

ほんで写真ば撮り忘れたんじゃけど、バルサ材を削って芯をつくるがじゃ。その芯にスカルピー造型粘土を盛っていきます。あとで剥がれないよう、最初は薄く芯に練り込みます。

あとから次第に粘土をもりもりして、ヘラなどを使って整形。
デザイン画を見ながら作業

大きく垂れたウサギ耳は別パーツにしました。頭部にピンバイスで穴をあけ、焼いたあとで耳部の芯棒(糸ヒューズ)を差し込みます。
スカルピー造形

形ができたらオーブンに入れて15分チン!そしてさらに粗熱がとれるまで10分放置。これで柔らかかった粘土が固まります。
オーブンで焼成

とりあえず別パーツだった耳をハメ込んでみました。うん、いいじゃない!
スカルピー焼成完了
このあとヒビ割れをパテで修復したり、サンドペーパーかけたり着色したりという工程を経て完成となります。が、今日はここまででタイムアウトでした。

さあ、デザイン画ともう一度見比べてみましょう。
デザイン画

どうかな?
二次元キャラの鉛筆画から立体を起こすというのは難しいものですね。
ドロンくん完成

ちなみにデザインの元になったのは「ドロンくん」です。最近の自分の画風に合わせてデザイン画のほうでアップデートしてみたつもりでしたが、いざ立体におこすとCG版のほうの造型に引っ張られて中途半端になっちゃったかな。

でも、これまでCGでしか存在してなかったキャラが物理的に立体化されるというのは感動も大きいですね。スカルピーもっともっと使ってみたいと思いました。

ところで僕は今回スカルピー造型でしたが、ほかにはシリコーンキャストやったりアーマチュア製作やったりと多彩。ていうかテラカオスwww
シリコンキャスト
キムラ先生によれば、そういった皆さん好きなことをしつつ、各々の疑問を解消するための教室でもあるとか。

日常的にWebがアウトプット先になる仕事をしていると、ものづくりしているという自負はあっても、やはりこうして手にとって触れるものを作るというのが圧倒的に不足しているなと反省することしきり。パソコンしか使わなくなってしまったデザイナーさんや絵描きの方も、たまにはこういう世界に戻っておいでよ。そう強く感じました。

教室は千駄ヶ谷、詳細は以下のリンク先よりどうぞ。
船本恵太 人形アニメーション教室・クレイアニメーション教室



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年9月16日 04:16

ジェット☆ダイスケ

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