インフルエンザの症状はどんなものか
大晦日の明け方くらいから寒気がしておりました。
ひさしぶりのロングバケーションなものですから張り切って1分1秒でも使ってやろうと寝る間も惜しんで動いていたのがたたりました。大晦日の夕方過ぎには悪寒だけでなく激しい頭痛、そして軽い咳が出始めました。
ということで養生のため改源かぜ薬などを服用して寝たのですが、途中何度か目覚めるたびに汗だく、関節痛。そしておそらく高熱による意識朦朧。
翌朝ちゃんと目覚めてからは身悶えるほどの激しい咳が出ました。明らかに体も熱い。頭痛あいあかわらず。鼻水も出る。関節痛い、筋肉も痛い。風邪でおもいつく限りの症状を集めたような状態です。ウルトラ映画でいえばラスボス怪獣みたいにぜんぶ合体しちゃったような。
で、こりゃインフルエンザだろうなと思いました。
思いましたが、なんたって一月一日です。元旦です。どこの病院に行くかから検討しなくてはなりません。とりあえず枕元にiPhoneがあったので、twitterにて休日診療所について呼びかけてみました。
ありがたいことにスグtwitterで色んな方からお返事いただいたのですが、高熱によりほぼ頭が働いていない状態なので、もらったURLなどを覗いてみても一体何が書いてあるのやら理解がほとんど出来ません。恐ろしいことに高熱で頭がほぼ働いておりません。
そんな状況でやっとこさ近所の急患診療所が開いているのを知りまして電話。13時から午後の受付開始ということで、それにあわせて出かけました。診察をうけてみると、やはりインフルエンザ(A型)とのこと。タミフルとリレンザのどっちで治療するか聞かれました。医者が僕に聞くというのもかなりおかしい気がしますが(笑)
タミフルはカプセル、リレンザは粉を吸入するものです。むかしタミフルは経験あったので、今回はリレンザを選びました。吸入器がちょっとクセのあるものなんで、薬局でレクチャーしてもらえます。はっきり言って高熱で朦朧とした人間にはこの程度の作業すら重荷です。覚えきれるか自信がありませんでした。
というわけで、選べるならタミフルにしましょう。飲むだけなので明快です。
さてリレンザを服用し続けて三日目ですが、今朝目覚めてもまだ頭がくらくらしていました。寝て生活しているせいでしょうか。
咳は弱くなりほとんど出ないものの、普段あまり使わない腹筋を勝手に激しく動かすため、めちゃくちゃ腹筋が痛くなっています。これわりとツライですよ。鼻水はほぼなし。よって鼻呼吸もできるため喉の痛みもなし。関節痛ほぼなし、筋肉に若干けだるさあり、頭痛なし。下痢などもなし。
痛みについては、リレンザだけでなく他に痛み止め「カロナール」というのを飲んでます。たぶんそれが効いてる。
食事はいまだに何食べても美味しくないっす。イクラ丼とか山盛りで喰ってみましたが全然美味しくないっす。
いちばん症状のひどかった元日は病院の帰りに買ったショートケーキを、時間をあけて二個食べました。つうか、どちらも半分捨てた。38度以上も熱あったら喰えねえっす。
喰いたいものがないんだよ!
食い道楽というか喰い意地のかたまりみたいな人間だったのに、こりゃマジで病気なんだなと思いましたよ。病気ですホント。
いま床のうえに転がっているペットボトルを数えてみたら、だいたい一日に4リットルくらいの水分はとっているようですね。
初日はポカリスエットやコーラなど、吸収しやすいものとスッキリするものが良かったです。症状が改善してからはお茶なども飲めるようになりました。
あと薬局で買った経口補水液OS-1(オーエス・ワン)も助かりました。これはポカリスエットとおなじ大塚の電解質系の飲み物ですが、ポカリのように甘くないので口内のべと付きが嫌なひとでも飲めます。
リレンザはあと1.5日分が処方されてますので、たぶん本日夜にはウイルスは消え去ってるくらいなのでしょうね。そうじゃないと困ります。
それにしても高齢者のインフルがいかに危険かよく分かりました。三十代でもこのしんどさですから、八十代なら僕は迷わず安楽死を頼むかもしれません。とくに咳と熱がしんどいね。これマジでいやだわ。来年からちゃんと予防接種うけようっと。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年1月 3日 11:58