イカスミ入りスパゲティを初体験した
むかしデイリーポータルZで、青色に染めた食べ物の記事がありましたけども、私は黒いスパゲティを購入いたしました。
いわゆるイカスミソースのスパゲティでもなければ、イカスミ入りの平打ち麺でもなく、断面が円形のあのスパゲティです。それがイカスミによって黒く染まってるものです。
私とイタリアとの縁は薄く、先の大戦にて日伊独の三国同盟として祖父が連合国軍と戦ったということくらいです。
そんな程度ですから、イカスミ入りの麺というのはこれが初めて。
イカを合わせるのが妥当なのでしょうが、オイルサーディンしかイタリアめいた食材いが手元になかったので、イワシスパゲティを作ってみました。
私、乾麺を茹でるのは自信がありますけども、こいつは困りました。
なにしろ真っ黒ですから、色だけでは茹で具合がまったく判読不可能です。
仕方なく鍋から一本すくい上げて指でちぎってみましたが、これもいまいちピンときません。通常のスパゲティと茹であがり方が違うのか?それとも視覚情報に惑わされているのか?
とにかく、勘がはたらきません。
分からないながらも、やや芯の残る状態で鍋から引き揚げ、オイルサーディンと和えてみました。
鍋からあげたときに一本ぽろんとこぼれ落ちてしまいましたが、その見た目たるやゴムひものような姿でした。
食べてみると、やはりこれはオイルサーディンよりもイカと合わせるべき麺だなと感じました。良い勉強になりました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年11月 8日 05:23