カナダの天然温泉と希少生物のお話
久々にあのグラサン温泉が帰ってきました!今回はカナダ編!どうだ!!
※ あ、混浴といっても海外のことですから、もちろん水着着用です。日本のような艶っぽいものは期待しないでね!
さてここは、カナダの「バンフ・アッパー・ ホットスプリングス(Banff Upper Hot Springs)」です。動画もございますので、ぜひともご覧くださいませ。
いかがでしょうか?
雪の舞う山腹にて、カナディアン・ロッキー山脈を眺めながら、日本人にはややぬるい39度という湯に長時間浸かって芯まであたたまる。その間にミカエラさんとも長々と積もる話やら深刻な話やら重たい話やらで上手く打ち解けあって、旅の序盤はスムーズにいきそうな感じがしました。
あ、あのね、
日本人観光客も多いんですけども(この日も数組いらっしゃいました)、基本的には現地の方々が圧倒的に多いです。だから、我々のように「日本語で」長々と重要事項について話し込んでも、あまり秘密が漏れるような心配がないので、交渉ごとなんかには、あえてこの湯に浸かりながらというのも良いですね(なんかマンガっぽいけどw)。
さて、以下はつぶやきのまとめですが、この地の温泉にまつわる意外な話がありまして、それに関する他サイトからの引用等も含んでおりますので、ざっとご覧いただきながら、最下段の話題までどうぞ。
えっと、この温泉に着くまでの間にガイドさんよりうかがったのですが、このバンフの地に湧く温泉のなかで、人が入浴できるのは上述の「バンフ・アッパー・ ホットスプリングス」のみだそうです。
というのも、バンフの温泉には世界中でここだけにしかいない、バンフ・スプリング・スネイルという大変希少な巻貝が棲んでいるそうなのです。どうぶつ奇想天外でも扱われていたネタのようですね。
温泉に棲んでるなんて、貝類だけに「ダシ」がぜんぶ抜けてしまわないか心配ですが(笑)とにかくこの希少種を保護するために、上述アッパー以外の温泉は入浴禁止とのことです。
日本では、希少種生息地にも関わらず干拓だ河口堰の建設だという事もありました。この温泉の件だけとりあげて言うつもりはないですけども、環境保護は我々全体の問題として、もっと真剣に考えたいですね日本でも。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年11月26日 23:57