LOREO「LENS IN A CAP」一眼をトイカメラにするレンズ付きレンズキャップ
交換レンズを買うお金がなくて、せっかくの一眼レフも宝の持ち腐れ。そういう方、多いんではないでしょうか?
LOREO(ロレオ)というメーカーから発売されている「LENS IN A CAP」および「PC LENS IN A CAP」はいかが?レンズキャップなのにレンズが付いてるという変わり種。レンズ付きフィルム(写るんです)みたいなレンズ付きレンズキャップなのです。
前者が3,000円以下、後者が3,000円台前半で購入できます。デジイチ用の交換レンズとしてはあまりにも安すぎたので、早速購入して試してみました。
今回は改造目的で購入したのですが、改造しない素の状態でも、上の動画にてご覧いただいた通りのトイカメラっぷり。一眼レフとは思えない(笑)以下に改めて写真を掲載しますね。
こんなトイカメラ然とした写真にも関わらず、高解像度のJPEGやらRAWやらで撮影できるという馬鹿馬鹿しさよ(笑)カメラ本体の機種によってはフルHDの動画までこの画調で撮影できてしまうのだから、ほんと本末転倒な遊びといっても過言ではないですよね。しかしこれ確実にハマりますよ。かなり危険(笑)
焦点距離35mmですのでAPS-Cなら標準レンズとしても利用できますね。35mmフルサイズセンサーの機種でも利用できるようです。
名前に「PC」と付いてるほうは「パースペクティブ・コントロール」でつまりアオリ撮影などができるわけですが、そのレンズをシフトさせる機能で流し撮りするという面白ワザも使えます(笑)
フォーカスはつくづく甘くて、最短撮影距離はだいたい1.5mくらいでしょうかね? 絞りに絞ってパンフォーカスで挑む感じです。つまり「暗い」ので昼間だけ使うか、高感度ノイズを織込み済みで使うか、または内蔵ストロボなどで撮っても面白い絵になりますよ。
ちなみに「LENS IN A CAP」のほうの絞りが5.6 / 8 / 16 / 32 / 64 となっており、だいたい16くらいまで絞ればピントしっかりする感じ。「PC LENS IN A CAP」のほうは2段階の絞りで11と22の切り替え式です。
さあ、次回「PC LENS IN A CAP を改造してイザワオプトのiPhone用コンバージョンレンズに対応させる方法」ではこの面白レンズを改造してみますよ。お楽しみに。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年1月17日 08:34