笑えなくなった日本人ジョーク
預言すぎて怖くなった早坂隆 著「世界の日本人ジョーク集」より溶ける液体のジョーク
息子が図書館で借りて来た本をちらりと読んでみました。日本人をネタにしたジョークを集めたものです。
とても興味深い文化的考察をまじえつつの本ですが、預言ばりに怖いものもひとつ見つけてしまいました。以下にすこし引用します。
何でも溶かす薬
日本のとある会社が新薬を開発した。それは「世の中のどんな物質でも溶かしてしまう薬」というものであった。
間の修飾は中略して
このジョークのオチは以下の通りです。
しかし、この薬は結局、どこにも輸出できなかった。
なぜならこの薬を入れる容器が見つからなかったからである。
容器がメルト!
はい、やってしまいました。
実現しちゃってますね日本のとある会社。
本書が刊行されたのは2006年。よもや5年後にジョークではなく現実のものとなるとは思わなかったことでしょう。嗚呼チャイナシンドローム。
「世界の日本人ジョーク集」早坂隆著
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年12月 2日 12:01