ロッキー山脈の麓から平地まで3分でドライブしてみよう
氷の宮殿へのハイキングを終えて、我々一行はバンフの街から次の泊地カルガリーを目指しました。
僕自身も北アルプスの麓で生まれ育ったというのもあり、カナディアンロッキー山脈の麓に滞在するのはどこか懐かしさもあり、また、その山地特有の気候や牧草地、住宅地へと移行する様がさらにおもしろみを感じさせてくれたので、iPhone 4Sを車窓に押し付けて、ちょっと動画を撮ってみました。
実際には一時間半ほどのドライブですが、これを3分程度に縮めてみました。山々の見えている間は霧も多く曇った空です。アルバータ牛を放牧している牧草地帯に入ってくると次第に晴れてきますね。下まで降りて住宅街が見え始めると気持ちの良い晴天です。でも、ずっと太陽が低い位置にあるというのは、この季節の高緯度地域特有の風景で、これも面白いですね。
山に住んだことのない人はなじみがないかもしれませんが、山から平野に降りていくと天候がまるっきり変わるというのはよくある事です。なぜなら雲が高い山脈でせき止められるからですね。最近は日本だと放射能航空機モニタリングというのがありますけども、あの測定結果と地形を照合してみても同様のことは分かるかと思います。
で、この日はカルガリー郊外のホテルで宿泊。空が広いですね。山脈に囲まれた街から一気に地平線の見える世界にやって来て、改めてカナダの国土の広さを感じました。
この写真、じつはタイムラプスの一部です。また機会を改めてそういった動画もお見せできればと思います。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年12月 6日 14:02