旅の締めくくりに写真展とトークイベント&お食事会をやるという素敵な試みに、ブロガーイベント的な物の未来をちょっと垣間見た気がするようなしないようなするような、やっぱりしないかもしれない。あ、でもするするする
もう会期が終わってしまったので恐縮ですが、はぴいさん(@hapi3) と ケンちゃん(@kn3tv)の二人による、
というのがあったんですよ。
写真展の会場はなんと新宿のインド料理屋Hatti
で、会期中にはトークイベント&インド料理を楽しむ会が開かれました。
イベント自体は一応facebookなどでオープンに募集してたみたいですが、友達を中心とした和み系のイベントでした。
それでね、僕とてもこのイベントに関心したんです。
旅行する人がこんなに沢山いて、写真を撮る人もとても多いというのに、旅先から帰ってきて、こういう風なツンテンコに落とし込む発想ってあまりなかったもの。
僕の知ってる限りでは
植村直己くらい?
とにかく旅してきて
その経験を講演したり
写真を展示したり
そういうのって第三者である我々も、より親近感をおぼえますよね。はぴいさんは口先から生まれたような男ですが、けんちゃんなんて話術が上手いとは到底思えないんだけども、やっぱり非日常から帰還したひとの言うことってヒジョーに面白いんですよ。それ聞いて興味もたないはずがないです。
<余談>けんちゃんのキャッチフレーズは「日常を集めるとフシギとワクワクする」なのですが、やっぱり非日常(この旅行)エピソードを集めた話のほうが普段より面白かったw</余談>
それで、このトークライブみてからは、ブログマーケティング的なことはすべてそういう落とし込みしたほうが良いんじゃないかと思えてきました。たとえば僕もこないだカナダ行ってましたけども、こういうイベントで最終回を飾るほうが良いなと。
(もし人が集められるなら)成田空港でイベントやってもいいじゃない。帰国早々の奴とっつかまえて、とりあえずSDカードひっこ抜いて、スライドショーしながら写真についてコメントさせるとかだけでもメチャクチャおもしろいはずなんだよね。
もちろん旅行に限らずですよ。
ブロガーイベントとか基本的には、最初にドーンとぶちかまして、面白いと思ったらブログに書いてね〜って言うたら、あとは放置プレイなわけです。詳細はそうじゃないにしても基本そういうもんです。
だからブログに書いて終わっちゃうわけですよ。そこゴールにしちゃうと、じゃあページビューなんぼでっか?という話にしかならんわけですな。特攻隊の面々にそれですから、あとに続く者どもが尻窄みなのは仕方ないです。
そうではなくてね、僕はこの製品をこういう風に考えてこういう使い方をしてみましたとか、私はこういうシチュエーションでこれをやりましたとか、それを最終的に発表するイベントなんかもやればいいじゃない。どうせそれまでにブログ記事は書いてあるわけだから、それ見せながら発表すればいいんだよね。
情報はもうブログなんかで取得してるわけだから、あとは祭りが必要ってことですよ。なんで祭りが必要かというと、山車があるんだから担いで騒がなきゃってことです。実際、上の写真みても誰も話なんか聞いてないわけです。でも二人が話した旅行のエピソードは不思議とおぼえてますからね。そんなもんです。
なんにせよ、成果発表をきくのは楽しい
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年12月16日 18:34