逆光のモノクローム効果
どうもカメラメーカーさんは「人の顔を撮る」ことがアマチュア写真撮影の目的だと思ってらっしゃるようで…
…最近では自動で(つまり「勝手に」!)逆光補正してしまうデジカメであるとか、白とび黒つぶれを許さないHDR(ハイダイナミックレンジ)なるものも導入されたりと、相変わらずシルエットの撮影が好きなひとにはつらい日々が続いております。
そう、シルエット!
素晴らしきシルエット!
シルエットの撮影が大好きだ!
そして訪れる、モノクロームの郷愁にも似た、シンプルで複雑な光と影の駆け引き。カラーなのにモノクロ的退色感、モノクロ的なのにカラーが乗ってるという面白さ。嗚呼たまらん!
冬は日が低くて、室内でも逆光撮影に最適。それに冬という季節柄、世界が色あせて見えますから、逆光のモノクローム効果もより大きく現れますね。たまには順光ではなく逆光で、もののシルエットを浮かび上がらせて見るのも面白いですよ。
今回の撮影機器はこちら
レンズ:シグマ APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM
エクステ:シグマ APO TELE CONVERTER 2X EX DG
カメラボディ:Canon デジタル一眼レフ EOS 60D
逆光好きの方は、わたしの作品である「High Speed Passing (ハイスピードパッシング)」シリーズ動画などもあわせてご覧いただければ幸いデス。
ハイスピード撮影で駅を通過するだけの簡単なミュージックビデオです。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年2月18日 13:09