第二回だれもが使えるウェブコンクール開催中だそうです
いまツイッターのようなリアルタイムにコミュニケーションをとるWebサービスが流行ってまして、その膨大な情報量とスピードには圧倒されることも多々ありますよね。
今のところはまだそんな状況も楽しめてますが、
もし事故や病気などで明日から目が見えなくなったりしたらどうしましょう?
これまでと同じようにツイッターを楽しめますかね?(もしかしたら楽しめるよう様々な配慮がされているのかもしれないですけど)
というわけでWebサイトのアクセシビリティは依然として重要な課題です。
例えば上述のリアルタイムウェブ。
僕の場合はザーッとスクロールしながら流し読みして、目についたものだけを読んでいます。これを音声読み上げブラウザでやるのはしんどいですよね。何か別の切り口での使い勝手向上は必要に思います。
あと僕が多用しているYouTubeなどの動画サイトもそう。聴覚障害者向けに字幕(クローズドキャプション)を挿入することができますし、これはGoogle翻訳によって他言語に翻訳することもできます。とはいえ字幕を入れるのは手間がかかる作業なので、なかなか対応できていません。
そうやって制作コストにまで関わってくる現状ではとても難しい問題といえます。例えば動画の字幕にしても、現状のものよりずっと気軽に誰でも使えるツールが用意されて、クラウドでクローズドキャプションを挿入できる仕組みなどがあればいいなと思ったりします。
ということで「だれもが使えるウェブコンクール」というものが開催されるようです。
みんなの声で選ぼう だれもが使えるウェブコンクール
「みんなの声で選ぼう! だれもが使えるウェブコンクール(愛称:だれコン)」は、シニアや障害者などをはじめとする人々や、多様な環境で使うことができる優れたウェブを審査し、表彰するコンクールです。利用者の視点を重視し、本当に使えるウェブが広がることを目的としています。 アクセシビリティ(だれもが容易にアクセスできること)ことを、もっとも基本にした独自の審査基準を元に、専門家・有識者だけでなく市民モニターの声を活かして審査を行います。
前回の受賞サイトも公開されていますので、Webサービスなどを始める際には参考にしてみると良いんじゃないでしょうか。
前回の受賞サイト:だれもが使えるウェブコンクール 受賞ウェブサイト
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年2月28日 00:10