東京の会社員「明日が休みで良かった」の危機感のなさ
日本人は生真面目だとはいうけど、こんなにひどいとは思わなかったです。
ご存知のとおり昨日、東北太平洋大地震が発生しました。その夜のテレビのニュース内でのことです。帰宅困難者になった新橋のサラリーマンが
「明日が休みで良かった」
と口にしていたそうです。レポーターの方がそう伝えておりましたので、本人はどういうつもりで言ったのかはちゃんと理解できておりませんが、僕の見解はこうです。
「明日が何曜日でも危機的状況に変わりない」
土曜だろうが月曜だろうが関係ないです。そんなこと気にしてる時点で信頼できません。少なくとも一緒に困難に立ち向かうメンバーとしては選べません。
東京はまた痛みがなかった、という皮肉な声も聞こえてきましたが、それにしても呑気すぎると思うのです。いえ別に仕事人間なのが悪いとは言わないですけどね。
自分がコントロールできることとできないことがあるのですよ。ちょっとした電車の遅れで遅刻してしまうのは不可抗力とは言いません、それも考慮に入れて余裕ある行動をとるべきですからね。しかし自然災害のすさまじさときたら、まさに不可抗力そのものです。都会に住むとそれを忘れがちです。
今回はじめて徒歩で帰宅された方も多かったと思いますが、阪神大震災を経験してる身としては気が気ではなく、すでに二回にわたり予習を行っております。そのくらいのシミュレーションはやってしかるべき。
1歩いて家まで帰りまSHOW 第一回
2歩いて家まで帰りまSHOW 第二回
で、家に帰られた方々は部屋の中いかがだったでしょうか?我家は想像以上にえらいことになっていました。
この動画のほか、棚のなかや机上のものが飛び散り、ハードディスクドライブが倒れるとか飛んでるとか恐ろしいことまでも。
んで、書いてるあいだにも多々余震やら新しく新潟長野で大地震が発生するやらで、どう話を持っていくのかすっかり忘れ去りました。おとしどころ見当たらず。とにかく危機感をもって皆生き延びろ!生きてたらまた会おうぜ
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年3月12日 03:42