原発事故を32km離れて撮影する超高性能カメラはこれだ
連日、原発事故のことが気になって精神不安定もいいところですが、30km圏内に立ち入れないにもかかわらず状況を刻々と映し出しているNHKのカメラ。
ありゃ一体どんだけの長玉なんだろうと気になってしまう鳥撮りカメラマンの方々も多いことでしょう。そんな折り、デジクマさんがサンスポ記事をツイートされてました。
http://twitter.com/#!/digitalbear/status/48905039774887936
@digitalbear NHK秘密兵器30キロ超望遠カメラだ! — サンスポ (via @sasurau) "世界に3台しかなく、そのすべてをNHKが保有。価格は1台3000万円で、最大1250倍のズームを備え、100キロ離れた地点までの撮影が可能" http://bit.ly/gFTyBd
どうやら東京スカイツリーの展望台から府中の競馬場レース結果が確認できるレベルだそうです。NHKさんと昭和機械製作所、開発・研究支援技術サービス会社「テクニカ」が共同開発した、世界でも三台しかないという大変なもの。
こちらのPDFにてその姿を拝むことができます。
http://www.technica.jp/pdf/optics-utc.pdf
焦点距離1250mm~10000mmですってよ奥さん!
うちでいちばん長いのでも35mm換算で1600mmです。そんだけあればフルハイビジョンで満月がちょうど画面いっぱいに収まる感じよ。ゆうにそれを超えるわけで、実感としてピンと来ないですよね(汗
雲台はもちろんコンピュータ制御(Windows98SEベース)。さらにもちろんイメージスタビライザ付き。とはいえ手持ち撮影は無理だろうw 重量は書いてないけど見るからに重そうな個人天文台レベル。ベーカータイプ・マクストフ望遠鏡との記載がありますけども、まあ要は天体望遠鏡の類いですよね。
こういうの見ちゃうといろいろ興奮するよね。うっかり白い巨砲が欲しくなってしまいます。ちょうどモデルチェンジ時期で旧型も値下がりするだろうし。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年3月19日 11:42