YouTubeキャプション自動同期機能は、テキストを起こすだけで自動タイムコード割り当て
すごい時代になったもんです。
タイムコード要らずで字幕を同期してくれるんですから!
YouTube Japan Blog: 「キャプション自動同期機能」をリリース。字幕・キャプションの作成がより簡単に
動画中で話されている内容の原稿をお持ちの時、そのテキストデータをアップロードするだけで、音声認識技術を使って、自動的に音声と同期し、字幕にすることができます。字幕作成時、もっとも面倒な作業はなんといっても、字幕と会話の同期をとることですが、新機能を使うことで作業を軽減できると考えています。
字幕があれば、たとえば耳の不自由な方でも楽しむことができますし、精度はともかく他言語に翻訳して表示することができます。精度はともかく。
が....待つこと数時間、いつまで経っても処理中のくるくるアイコンが表示されております。
この動画に設置したのですが結局、字幕は表示されませんでした。
あ、もしかして
iPhoneやiPadのスピーカーから鳴ってる音声だからか!?
ということで、普通に喋ってる動画の音声を起こしてみました。
すると、ちゃんと字幕が同期したじゃありませんか!
(見えない方は「CC」ボタンをポチっとするといいよ)
嗚呼これは感動的です。
今まではタイムコードを入力しないとクローズドキャプションの挿入ができなかったですからね。とても面倒でそんな作業などやる気にならなかったんです。
実はこの字幕、処理後にYouTubeからダウンロードできるんですが、今度はちゃんとタイムコード入りの汎用ファイルになってるんですよ。字幕入力を補助するツールとしても使えるってことですよね!
で、さらにこれを翻訳して英語字幕に....
と思ったんですけど、口語からの翻訳はまだまだ敷居が高いようですね。このへんは今後数年のあいだにスタートレックくらいのレベルまで精度が高くなって欲しいところです。
ちなみにYouTubeに英語音声のビデオをアップすると、そこそこの精度で音声から字幕を抽出してくれるみたいです。日本語圏でもそういう技術が発展するといいですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年4月 2日 09:29