バーテンさんに褒められる酒の頼み方
とあるカフェバーにてタリスカー10年をミストで頼んだのです。
そしたらバーテンさんが質問してきました。
「このウイスキー、どんなところで作ってるかご存知ですか?」
(※ 動画はイメージです)
なんだっけ?
鷲が翼を広げたような形の島だよね?
「そうです、霧の島とも言われるスカイ島で作ってるんですよ。ミストでオーダーするなんて通だなと思ったもので」
おお、なんかバーテンさんに褒められると嬉しいぞ。しかしこの知識はクラヤミ食堂 × タリスカーのイベント参加で得たものだ(笑)舌の上で爆発するとも評されるタリスカーだけに、クラッシュアイスのミストスタイルが合うのだとか。
そういえば過去に、響12年をペリエで割ってもらったときも、そんな感じでバーテンさんから褒められたような。それもサントリーの「響 with ペリエ」のイベントに行ったからこそだったり。
バーテンさんと山崎について話しながら飲めるのも、感動的ですらあったハイボールナイトというイベントがあり、その後も実地訓練でいろいろと学んだあれこれがあってこそ。今はもう在庫ないみたいだけど、山崎梅酒樽後熟という最高に面白いものに出逢えたのもそのおかげ。
バーテンさんに限らずプロの職人さんというのは「通」がいるとご機嫌になったりするものだし、僕らの普段の仕事でもお客さんの関心度や理解度が高いと気合いの質も違ったりしますよね。
自分が接するものにはなるべく関心を持つ、それが大切なんじゃないかなと思います。そろそろ人生も折り返しに来ておりますので、関心のないところに割く時間もないですし、お酒を飲むにしても一杯一杯を大切にしていきたいと感じている昨今です。
知識だけひけらかして帰っていく人も多いですが、自分の仕事に関心を持ってくれているお客さんというのはやはり嬉しいものです。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年4月 9日 17:29