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サムネイルの写真術が21世紀には確立されるかもしれんね

スモールグラフィックやドット絵、アイコン作画の技術と同様に、サムネイルとして観た場合に良い写真を、本編とはまた別途ちがう技術で撮る必要性も出てくるのかもしれません。

デジカメ時代になってからはフィルムの残枚数やプリント代のことなど気にせずシャッターを切れるので、家に帰ってからの選別が重要になっております。

僕の場合Macに付属のiPhotoを使用していますが、これがなかなか難しいのです。
thumnails

なにが難しいかといえば、どのサイズで「良し」とすればいいのかが判断しがたい。写真の目的はほとんど映像作品のネタか、CGのテクスチュアか、ブログやウェブサイトに掲載するか、ただの記念写真&スナップか。

で、特にブログやウェブサイト掲載となるとサムネイルという存在がとても重要視されるわけです。

実寸とか画面いっぱいに表示して判断するのはもちろんなのですが、サムネイルはサムネイルでまた別途良さげなものもあるわけです。一度ゴミ箱に入れたものでも、サムネイルとして一覧表示(うえの画像みたいにね)してみると、案外ボツにしたものも良かったりするわけ。

早い話、サムネイルなんて釣りですから、良く言えばショウウィンドウの客引きですから、これはこれで本編をそのまま縮小した写真よりも、もっと適してるものがあると思うのです。

現状のデジタル機器のUIではいきなり原寸で見せることはあり得ないですよね。まずはサムネイルで選択していくわけです。じつは原寸だととても素晴らしい作品なのに、サムネイルで観るとあまりそう感じないということも少なくないです。

それってデザイナがどう料理してくれるかの領域だとも思っていたのですが、最近この「ボツ写真なんだけどサムネイルだと良い」という問題にズッポリはまっていて、これからのデジタル写真UI時代には、サムネイルの写真術というのが確立されてくるんじゃないかと漠然と考えている次第です。



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年4月17日 15:53

ジェット☆ダイスケ

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