チョコなのに苦いにもほどがあるビール、インペリアルチョコレートスタウト
神奈川の地ビール蔵サンクトガーレンのインペリアルチョコレートスタウト(Imperial Chocolate Stout)を飲んでみました。
これは苦い!まじで苦い!
香り高いチョコレート風味…うわっなんだこりゃ!
高温焙煎のチョコレートモルト使用とのことですが、チョコレートの苦みの成分だけをぎゅっと瓶に詰めたような飲物です。もはや黒ビールとかそういう範疇ではないような気がします。珈琲が大人の飲みものなら、これの苦みはもう仙人のごとき孤高の極み。
そしてなんとアルコール度数8.6%
そのうえこの苦みですから、ドライだとかシャープなキレ味とかそういうの通りこして、ぎゃああーん!ていうショックすら感じます。普通このアルコール度数なら、これ一本で確実に酔えるところでしょうが、なにせ苦みが目を覚ますおかげでむしろだんだん冴えてきます。これは不思議。
こだわりの強い飲食店で、店の親父が勝負を挑んできてるように感じることはたまにあります。しかし家で酒飲んでてそれをヤラレてしまうとは不意打ちすぎました。ナメてかかるとヤラレますよマジで。モンドセレクション最高金賞というのは伊達じゃない、この本気っぷりは凄まじいものを感じます。
これこそキング・オブ・チョコビール。これ飲んじゃうと、そこらへんのチョコビールなんて軟弱者の飲物にしか思えなくなってしまいます。黒ビール好きなら絶対いちどは飲んでおくべき。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年6月13日 06:46