カナダ・デーのスナップショット動画から見えてきたもの
オタワ市の国会議事堂を中心に開催されたカナダデー(カナダ建国記念日)式典と、その当日である2011年7月1日という日の記録をごちゃ混ぜにしてみました。
とても特別な日と、まるで特別じゃない日常。
公式な式典の会場と、そこから2ブロックほど離れた風景。
英国王室ロイヤルカップルも式典に参加してらっしゃいましたが、"プレス席からですらも"上手く撮影できなかったとスタッフ安藤さんに聞きました。ということは前日の訪問を撮影できた私はとてもラッキーだったということですね。ほんとツイてる!
個人的にはカナダ空軍アクロバット飛行チーム「スノーバーズ(SnowBirds)」の演技を見ることができて幸せです。石造りの街並のうえを低空でジェット機が轟音あげて飛ぶんだぜ!こんなの今の東京じゃ無理だろ。
それほどの特別スペシャルデーにも関わらず、国会議事堂から数ブロック離れたエリア(私らが路駐した場所である)では、アライグマさんが人んちのガレージをうろうろしてるという、なんかこの懐の広さがカナダという国であり首都オタワなんだな。東京だとこれ共存しないもん。野生タヌキと隅田川の花火大会は共存しないでしょ?しないんだよ。
とてもイベントは楽しめましたけども、はっきり言って私は旅行者ですからカナダ人としてのナショナリズム的なものは何ひとつ持ち合わせておりません。その点もあってカナダデー自体はいささか退いた視点で見つめてしまいがちです。けども、日本でおなじようなイベントはできるのかしら?と考えるきっかけにはなりました。
多様な人種があたりまえなので、私なんかがベンチに座ってると道を尋ねてくる人がいます。ツーリストだと思ってくれないわけです。スタバ店内では別々の二組の人たちからテックギークな質問を受けたりしました。
東京では「○○○は日本じゃなくて外国だから」みたいな冗談をよく言いますよね。○○○に入るのは歌舞伎町だったり六本木だったり。また、いつも行ってる中華料理やインド料理のお店の方々を「passenger」とか「stranger」として見ているとか(僕より長く東京に住んでる方々も沢山いるにも関わらずね)。でもそのへん僕自身が変わらなきゃかもしれないと思い始めたマイレボリューションでした。
最後に、またまた再々掲載ですけども、ハッピーカナダデーと言ってもらう動画です。他国の建国を祝うビデオなのに、見てる僕がポジティブな気持ちになってしまうのはナゼなんだろう?皆も一緒に考えてみよう。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年7月 2日 18:27