サーベルタイガーじつはトラではなくてネコだった?
古生物学では色々ひっくり返るのはあたりまえ。しかし扱いがカッコ悪くなるのはなんだか残念ですね。
ティラノサウルスに羽毛がはえてたとか
始祖鳥は鳥じゃないかもしれないとか
ブロントサウルスはじつはアパトサウルスだったとか
トリケラトプスとトロサウルスは同一種だとか
今となっては本物がいないわけですから、化石生物たちのことについては研究がすすめばすすむほど、ちゃぶ台返しが起きてくるのもやむをえない状態です。
で、ちょっと調べものしていて「サーベルタイガー」についてウィキペディアを読んでみたのです。あの牙がめちゃくちゃ長いトラのことです。剣歯虎(けんしこ)と呼ぶんですね。
リンク:http://ja.wikipedia.org/wiki/剣歯虎
これ、子供のころめちゃくちゃカッコイイと思ってたんですよね。ちびっ子たちに人気の絶滅生物だったと思います。ところがウィキペディアでいろいろとカッコ悪さが浮き彫りに。以下に引用してみました。
ずんぐりした四肢の特徴から、俊足の中型・小形動物を高速で追跡して捕らえる事は困難であったと考えられ、動きの比較的緩慢な大型動物(ゾウ・サイの類、メガテリウムの仲間など)を襲ったと考えられる。長大な牙で刺して倒していたと思われるが、大きな牙を大動物に刺すと折れやすく危険であることから、噛み殺すというよりは、柔らかな首に噛みついて失血死させたのだろうと思われている。
うわー!
かっこわる!!
巨大な犬歯は雌による性選択により進化したものであり、これは一種の過適応、特殊化でありこれが原因で変動する環境への適応が出来なくなり、やがて絶滅したと考えられている
メスにかまけて絶滅か!!!
ダサ過ぎる!
そして極めつけは以下
従来、大型のネコ類に分類され、剣歯虎の名で呼ばれてきたが、現在では小型のネコ類(Felis属)に近いとされているので、剣歯猫とする方が正確である。
剣歯猫!?
サーベルタイガーじゃなくてキャット?
ネコだったのかよー!!!!!
がっかりにもほどがある。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年9月 8日 00:41