GIZMON「iCA」で機種変後のiPhone 4/4Sを完全にデジカメにしてしまおう
今日はあるご提案をさせていただきますが、なぜそうなったのか、時系列を順に追ってご説明しますね。
先月、ギズモン(GIZMON)さんから、iPhone用の新しいクロススクリーンフィルターとセンターフォーカスフィルターが発売されたとのことで、見本品を送っていただきました。
どちらも外周がぐるぐるっと回せるフィルターです。ギズモンさんの最近の製品はiPhoneに装着するクリップがとてもスリムで持ち運びにも良いし、それによって撮影時に外れたり落ちたりするリスクを低減させることにも成功してますよね。大変使いやすいと思います。
さて、これを読んでる皆さんには、各種フィルターの効果については説明不要かとも思いますが、念のため実写画像をあげておきますね。まず以下はiPhone 4Sの通常の状態にて撮影した写真です。
で、センターフォーカスを装着したのが以下の写真(構図が変わってしまいましたが画角には影響しないフィルターです)。中心部以外がボヤボヤっとする感じの効果があります。周辺のボケは自然なソフトフォーカス等ではなく「にじみ」のような味わいで、トイカメラっぽくもありますね。
アップショットで使うと印象的です。マンガの効果線的な描写にも思えます。
ところで(良い意味で)センターとは名ばかりで、微妙に中央からズレてますので、フィルターをくるくる回してやることで、動画なんかでも面白い効果が出ますよ(記事後半にその試写も含む動画があります)。
もう一方のクロススクリーンについては点光源が十字形になるおなじみのフィルターです。これも十字をクルクル回せます。
まあこんなフィルターがありますよというお話なのですが、今やiPhone用撮影フィルターも珍しくないので、私としては読者さんにはこれ以上の物をお見せしたい。折しもiPhone 5発売というタイミングだったわけで、今回はギズモンさんにもお願いして皆さんにある提案をさせていただきます。
というわけでお待たせいたしました、いよいよ本題であります。こちらの動画をご覧くださいませ。
いかがでしょう?
iPhoneの機種変によって不要になったiPhone 4/4S をカメラとして再利用することは誰しもが考えると思います。だったら、さらにカメラっぽい見た目と機能を付加してやることで、これまでのiPhoneとはまた違った撮影ができるのではないでしょうか。
今日現在「GIZMON iCA」シリーズのレンズ/フィルターは、魚眼レンズ/C-PL/ミラージュ/クロススクリーン/センターフォーカスの5種類ございます。カメラ型ケース「iCA」がなくても使えますが、一緒に使うことでよりレンズ交換式カメラのような楽しみも生まれますね。
ミラージュフィルターは、イザワオプトさんでいうところのと同様の効果でして、三人に分身したときの描写に最適です(笑)
ダンボーのような幾何学的な顔だと、ミラージュ効果によりこんな面白いことになってしまいます(笑)
動画中でも解説してますが、シャッターボタンの都合上、iPhoneのレンズの配置が下になっています。こうなると指がレンズにかぶってしまいがち。特に自分撮りの際には気をつけられたし。
それにしてもPUレザー製の速写ケースをつけて首から下げると旧き良き銀塩時代のお父さんカメラですね。個人的意見としては三脚のねじ穴で速写ケースを固定してほしかったですけども。
機種変したあともWi-FI付きのデジカメとしてiPhone 4Sが延命されるという点では、ガンダムMarkII にとってのGデイフェンサーでしょうか。もちろん現役でiPhone 4/4Sを使用しているという方のケースとしても、ちょっと変わったものが好きな方には良いでしょうね。
ちなみに「iCA」という製品名は「アイカ」と発音しますけども、やはりライカを意識してのことでしょうね。ご購入はギズモショップ、Amazon.co,jp(GIZMON検索結果ページ)などでどうぞ。
余談ですが、iPhone 5用としては同ブランドからはポップな色合いのソフトケースが先日リリースされました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年10月 1日 19:45