油絵みたいに撮れるトイデジ、BONZART Lit(ボンザートリト)を試してみた
また面白いのが出るんですよ!とは言われておりましたが、実機サンプルを送っていただいたので、しばらく試してみました。BONZART Lit(ボンザートリト)というトイデジです。
(ロゴマークがアレな感じですねw)
もろもろのファーストインプレッションを動画にしましたのでまずはご覧ください。
木々の枝葉だと特に効果的に油絵のような雰囲気が出ますね。あと遠方のビルの窓であるとかも。
まあ、油絵的といえばそうなんですが、要は階調表現があまり細かくなく、のっぺり塗りつぶした感じだと。そういった部分を楽しめるかどうかがトイデジユーザーとしての資質なんだとは思います。
VGA(640x480ピクセル)またはQVGA(320x240ピクセル)での動画撮影もできます。画調としては、充分に郷愁を感じさせつつ予想外の映りを提供してくれるので、トイデジ動画という面では及第点。しかし、解像度はせめて720pは欲しいところですね。
さて、ひとつ難点がありまして、わたしが提供されたサンプルは、液晶が水平に表示されておりません。どことなく傾いたものであります。この点どうにか調整していただけるとなお良いのではないかと。ロ○アクオリティとかチャ○ナクオリティを含めて楽しむのがトイカメラだと言われればそれまでですが、水平にこしたことはないです。
それにしても面白いなあ。これなんかキャンバスにプリントアウトしてしまえばそのまんま油絵だと思えるレベルであります。
何はともあれ、この極小サイズのデジカメに液晶モニタが装備されているというのは喜ばしいことです。これまでの極小カメラでは液晶が付いてないものが大半でしたから、できることの幅が大きく広がりそうですよね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年11月 5日 18:59