京都の桜を語るなら桜守 佐野藤右衛門の庭を見てからだ
京都 桜めぐりシリーズとして、二条城の夜桜、木屋町 高瀬川の桜並木、京都 円山公園 八坂神社の桜、東寺の不二桜と足早に駆け回って来ましたが、最後を飾るのはそれに相応しい個人宅のお庭です。
個人宅?
まあまあ落ち着いてください。
個人宅のお庭といっても、ただの個人ではございません。桜の名所中の名所ともいえる京都祇園の円山公園にて、三代にわたり桜守をつとめる第16代 佐野藤右衛門さんのお宅です。
そっと視線を横に向ければ、竹林の緑とのコントラストもまた美しい。
朝早かったにも関わらず、私ら夫婦のほかに、初老のご夫婦や、写真が趣味と思しきご婦人方がいらしてました。その後もひっきりなしに人が訪れる訪れる。
第十六代の佐野藤右衛門さんは、お宅のスグそばにある植藤造園(うえとうぞうえん)会長さんということでして、どこからどこまでがお屋敷のお庭で、どこまでが造園のためのエリアなのか境界がよく分かりませんけども、とにかく桜の木々の本数たるや花見の名所もビックリするほど。
現在は約200種の桜を保存しているとか。そりゃ桜のトンネルにもなりますわ。
桜の参観は自由にできます。しかし、あくまで個人の敷地内ですので、飲食や騒いだりは控えてくださいね。
住所は「京都府京都市右京区山越中町13番地」
駐車場などもございませんから、公共交通機関を利用しての訪問がよろしいかと思います。夕方にはかがり火も焚かれるそうです。
・阪急四条大宮駅より市バス26号系統『宇多野山越行』「山越」下車
・京阪三条京阪駅より市バス10号・59号系統『宇多野山越行』「山越」下車
私は朝早くに四条大宮から市バスに乗って行きました。26系統バスの終点であります。
植藤造園ホームページの交通案内は以下のリンク先に
http://www.uetoh.co.jp/company/map.htm
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年4月11日 18:12