【検証】パワーポンド(POWER POND)で第三世代iPadは充電できるのか?
12,000mAhという大容量バッテリー POWER POND(パワーポンド)を買ってみた私でございます。
さて、これで一体どれくらいのものが充電できるのか。
iPad (3rd) のバッテリ容量は42.5Whですので、リチウムイオンの電圧3.7VでAhに換算すると以下の通り
42.5Wh ÷ 3.7V = 約11.5Ah
であれば、カタログスペック上12,000mAh(12Ah
)であるパワーポンドなら、このiPadのフル充電に使えると予想しました。
パワーポンドの出力は 5V / 2A とパッケージに記載があったので、充電にかかる時間は4.25時間と予想。
42.5Wh ÷ 5V ÷ 2A = 4.25h
以上「iPad(第3世代)のバッテリー容量について、単位を「Wh」ではなく「Ah」に換算してみる」より。
実際に試してみました。
さて、一体どうなったでしょうか?
前回の記事の続きもあわせて動画にしてみました。
まずはパワーポンドを返品交換した点についてですが、どれだけ充電してもインジケーターが満充電を示さなかったのです。これ、交換しても同じだったのでよくよく調べてみると付属のACアダプターが2Aではなく1A出力だったのです。
パワーポンド自体には1A(microUSB端子)と2A(miniUSB端子)でそれぞれ別のインプットが用意されてますので、1Aの電源なら1Aに挿さないといけないわけですね。これ説明書をよく読まないといけない。むう。
で、本題のiPad充電でありますが、私の予想を大きく外れて65%までしか充電できませんでした。そしてパワーポンドが充電をおえて終了するまでは7時間近くもかかると。
取扱説明書によると、アウトプットが「5.0±0.25V / 2.0A(最大)」となってます。振れ幅あるものなんですね。
そういえばバッテリーの仕様ってちゃんと見たことなかったけども、こういうものなのかな? 中身はちゃんとPanasonic製のリチウムイオンと書いてありますね。
ところで「ACアダプタやパソコンから Input I 及び Input II への接続は行わないようご注意ください」とあるんですが、これはどういう意味なんだろう。パソコンは置いといて、ACアダプタ使えないんじゃ充電できないんだが…
それにしても
iPhone 4(残量51%) そしてBluetoothスピーカーとともに充電したときですら、iPadが54%まで充電できてしまったわけですから、他のものと同時充電のほうがお得感は大きい(?)ような気がしてしまいますね。ちなみに iPhone 4 の場合はおよそ8回の満充電が可能だと、このパワーポンドのパッケージではうたわれておりました。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年4月28日 18:01