Apple TVに興味のなかった俺が、Apple TVで何ができるのかをざっくり解説するよ。
なんだよApple TV安いじゃん!
定価でも8,800円なのかよ!
というわけで意気揚々と
HDMIケーブルと共にApple TVを購入してきた私ですが…
おいおい、当然だけどHDMIで接続できるテレビやモニターが必要なのかよ!そんなもんねーよ(笑)このまま無用の長物になってしまうのか!!!
なんていうのはマッチポンプというか単なるギミックでして、昨日書いた記事の「27型ワイド液晶ディスプレイ LCD-MF274XVBR」を貰えるってんで、逆に「そういえばHDMI接続するカメラとかは多々持ってるけど、エンタメ機器がないな」と思いまして急ぎこの Apple TV を買ってきたという、ニワトリが先か卵が先かでいえば、交尾し忘れてた感じですね。
※ ちなみに、HDMI付いてないモニタであっても、HDMI → DVI変換ケーブルを使って接続すると難なく視聴できました。
さて、そんなわけで Apple TV の機能をざっくりと動画で説明してみましたので、ご覧くださいませ。
まず皆さん使うのは iTune Store での映画レンタル、購入でしょうね。ダウンロード型ではなくストリーミングなんで、購入後すぐに再生することが可能。レンタル視聴期間は30日ですが、一度再生しちゃうと48時間以内に見終えないといけません。
映画の本数自体があまり充実してないので、日本の配給会社もっと頑張れという感じです。TSUTAYAのほうが圧倒的に安いのもちょっと残念なところかな。
「ムービー」が上記の映画購入ですな。「コンピュータ」というのはiTune ホームシェアリング機能であります。パソコン内のiTunesに入ってるコンテンツをこっち側で視聴できます。パソコンの電源つけっぱなしであれば、なにげに便利な機能であります。
そして「設定」ですが、ここで文字通り各種設定を行います。ここまでのアイコンのデザイン等でなんとなく感じたでしょうけども、このApple TVもいまや iOS デバイスであります。なので、設定内容もどことなくiPhoneなどと似通ってます。
さてメニュー二段目ですが、これはいかにもアメリカ製品という感じで、メジャーリーグそしてホッケーの試合結果がわかるアプリ。個人的にはこれらと「WSJ Live(生番組配信など)」は使わないかな。あと「予告編」というのも、映画の予告編だけ観たって仕方ないじゃないか。Appleのウェブサイトじゃあるまいし(笑)
というわけで、メニュー二段目で重要なのは何といっても「YouTube」であります。これと三段目にある「Vimeo」を使えば、ネット上の面白ビデオの多くが観られることになります。大画面で視聴するYouTubeというのはまたひと味違いますね。
なんというか、大画面で観ると俺かなりウザいwww です(笑)
また、iTunes にておなじみの「Podcast」「ラジオ(ネットラジオ)」といったものも用意されております。ネットラジオについては、仕事中でもパソコンのCPUを使わずに聴くことができるのは有り難いですよね。
ほか「フォトストリーム」「MobileMe」「Flickr」といったものが並びますが、つまりテレビ画面をデジタルフォトフレームにしてしまうというわけですよね。
ただし、Flickrを観ていて思ったのは、ネットワーク速度をFlickr API側で絞っているのか、かなり写真表示が遅いということです。これではスライドショー機能が活かせないですね、事前にキャッシュしておいて見せるしか(笑)
というのが Apple TV 単体機能の印象であります。
が、これの真骨頂はやはり他のApple製品との連携ですね。Mac および iPhoneなどから「AirPlay」によって映画を飛ばせてしまいます。
上の動画でも申しておりますが、じつは現行のApple TVにはキーボードが接続できません。つまり映画の購入はできるけども、パスワードなどの文字を打ったりするのがいちいちめんどくさいのです。
もちろんApple IDサインインを記憶してくれるわけですが、リビングでほかの家人も使うものにそれはちょっと避けたいわ。ということで、iPhoneなどで映画を購入するほうがパスワード入力的には楽なんですよね。
あと、Apple TVって日本語入力できないんですか!?
(※ どうやら Remote アプリが必要らしい)
日本人としては検索もままなりません(笑)
なので、iPhone等からのAirPlayも重宝するというわけです。
さて、AirPlayについては、じつは映画なんかを飛ばすよりも、ミラーリングで画面共有のほうがずっと使い道はありそうですね(iPhone 4S、iPad 2、iPad 3rdに対応、設定方法はこちら)。上の動画でもやっておりますが、リビングでインターネットするときなんかも、大画面に飛ばして観るほうが良いです。ああーここでもYouTube観れてしまう。なんだかもうワケわからない(笑)
以上、ざっくりとApple TVについて自分の使い方の範疇で書いてみました。はっきり言って8,800円でこの内容なら、うっかり買ってしまっても全然損はないですね。
以前、京都文化博物館で映像ワークショップ講師をした際、別ブースでおなじく講師だった大谷和利さんが、参加者各人のiPhoneで撮った作品を発表するときに、Apple TVの「AirPlay」機能を使っていたのです。それがあまりにもスマートに見えたので、僕も購入してみました。
つまり、ホームパーティーとか客人を招いた際に、Apple TVがあれば各々持参したデバイスからビデオや音楽などを飛ばせるってことですよね。ほんとスマートでクールだと思います!
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年5月19日 20:13