SNSは東京みたいな都市でしか流行らんのじゃないかな
おもしろい数字が挙っておりました。
ぜひ読んでみると良いと思います。
▼祝1000万人突破記念。日本のFacebookについて調べてみてびっくりしたこと
「日本のFacebookは極端な首都圏型SNSである」ということは揺らぎ無い事実でしょう。
つまり、日本のFacebookは、極論では「東京に住んでるおっさんのSNS」ということになってしまいました
さて標題の「SNSは東京みたいな都市でしか流行らんのじゃないかな」という件。きっと「そんなことないよ」という方も少なくないとは思いますが、使い方がやや違いませんかね?
実際、地方の方がどう利用されているかというのは存知ませんけども、私の印象だけを述べさせてもらいますと、テレビやラジオなんかのメディアと同等になってませんでしょうかね。
東京だと道を歩いていて「よお、ジェットさんコンニチハ」なんてこともたまにあるわけですが、ただでさえ人口密度が薄いところに家のガレージから職場までクルマでブーンだとそういう可能性も格段に減るかと思います。
だとすると、有名ブロガーさんとか有名起業家さんをフォローして落ちて来る情報だけ拾ってる等になってしまうんじゃないかなと。これもはやテレビ。
元々がよほどの仲でないと、SNSだけを通じてさらに交流が深まるということはないわけで、いきなり友達申請されて仲良くしましょうと言われましても「誰だおまえ」にしかならなくて、やはり顔つきあわせてなんぼというのは言うまでもないです。遠く離れていてもちゃんと交流してる方というのは、ほとんどは旧知の仲であったりしますね。
まあそういうブログ文献については沢山ありますので探して読んでいただくとして、地方でも意識の高い方なんかはたびたび東京に出て来たり、なんらかの接点を持つように務めてる場合も多いかと思います。
最近「ワールドカフェ」というのに二回参加させてもらいましたけども、会議室ではなくカフェ感覚でアイデア出してみようというものです。
そういう「ぶらり」感覚を良しとしてしまうラフなブレストしかなくなっちゃう傾向にあると「何月何日に東京に行くので会いましょう」ということもガチな一大イベントになる可能性があるので、そのへんは気をつけたいといつも思っています。
都市の人口密度が情報の流通と解析に与えてるものは大きくて、これは度々例としてあげますがCPUの集積で考えてもらうと分かりやすいんではないかと思います。おかげでヒートアイランドが今年もやってきます。いや、冗談のように聞こえて、あながち冗談でもないですよマジで。
つまりSNSのようなものはリアルな人間関係の情報密度が反映されてるわけで、今以上にSNSが発展するためには旅客サービスとかホテルであるとかの運営に手を出すと良いんじゃないかと思いますよマジで。
情報産業が情報産業でしかなかったころはテレビ局買収なんてのも考えられたわけですが、今となっては人と人が顔を合わせることの方が情報量とスピードに大きく影響してしまうわけですからね。鉄道でも運営するほうがよほど良さそうです。
もちろんリニア新幹線のようなスピードアップの方向もよろしいのですが、やっぱり価格面がネックですよね。リニアと言わずとも、今だって東京大阪間は二時間ちょっとで結ばれてます。それを口にする人は少なくないですが、実際に毎日・毎週という頻度でぶらりと行き来する人はそんなに多くないです。
だって新幹線代は安くないんだもん。スピード云々以前に、お高いんです。
そこをね、SNSに基づいた評価経済なんかを適用して、リアルマネー以外で利用できるようになると、いろいろ変わってくるんじゃないかなと思うんですよ。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年6月28日 16:08