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チルトレンズ標準装備の二眼トイデジ BONZART AMPEL ボンザート アンペル 動画レビュー

レンズ交換なしでミニチュア風写真を撮影できてしまうトイカメラ。なぜなら通常のレンズとチルトレンズの二個を切り換えて撮影できるから。実機を使ってのファーストインプレッション。

使うほどに不思議な魅力のデジカメです。
ふつうはティルトシフトレンズなどを装着して撮るミニチュア風景写真(ジオラマ風写真とも)ですが、これをレンズ交換なしで撮ることができます。
高架から 4:3

ノーマルレンズとチルトレンズのふたつを装備してるから、レンズ交換が要らないというわけです。

先に写真の実写サンプルを中心とした記事「ボンザート・アンペル 実写サンプル」を公開しております。その内容も合わせてお読み下さい。そして、改めましてレビュー動画を作成しましたので、ご覧ください。

発売直後の製品をモニターしての感想であります。

開発中にうかがって意見をしていたと申しておりますが、私らが見た経緯では、たとえば動画の記録サイズがQVGAから最大720pに引き上げられておりますね。嬉しい!せっかくミニチュア撮影できるのでタイムラプス撮影もできれば良かったのですが、ありもののユニットを組み込んでるのでそれは難しかったのでしょう。でも、720pの動画をポスプロで早送りしてやるだけでも雰囲気でますよね。

動画がらみで言えば、最大30fpsのフレームレートとされておりながら、実は30fps出ておりません(笑)実質20fpsを切っています。これがまたカクカクとおもちゃっぽい動きで、ミニチュア風動画によく合うんですよ(と私らも意見してましたが、まさか本当にそうなるとはw)。カラーモードをヴィヴィッドに設定すると最高に合う!

※ とはいえ、30fps出てないのでゆくゆくはメニュー画面中の表記を変えたほうが良さそうでしょうね。ちなみに15fpsに設定していても同じく20fps弱程度になります(笑)このユルさ。

さて、そんな動画の記録フォーマットはAVIコンテナ、データレート16Mbps弱、コーデックは聞き慣れない「dmb1(モーションJPEGの一種らしい)」というものです。が、QuickTime(Mac)でも再生できました。音声のほうは16 ビット, 22.050kHz モノラル。この音声はちょっとくせ者で、サンプリング周波数が低いせいもあってか、ビビビビっという歪みが生じてますね。まあこの音声は、おまけ程度に考えておいたほうが良いでしょう。

あと気になるのは、動画中でも申しておりますが、フリーズすることがある点ですかね。電池を抜いて再起動すれば無事に治るのですが、これは今後ソフトウェアのアップデートで直るのか、注目しておきたいところです。

対して静止画のほうは、最大2592x1944ピクセルのJPEG。縦横比4:3だけでなく1:1での記録も可能。画角についてはちゃんと計測してはいませんが、標準域よりやや望遠寄りの印象でしょうかね?広角流行りの昨今だと、別売りのワイコン「BONZ-WM-S」もぜひ合わせて購入しておきたいところです。マグネットでパチッと装着できます。(購入リンクは記事下にあります)

で、ビデオカメラではないので当たり前のことなんですけども、これは静止画を撮影するほうが圧倒的に面白いですね。16:9の動画だと上下が狭くなってしまいますが、4:3や1:1の静止画ならそんなこともなく、チルトレンズの効果を最大限に活かせます。そう、なんたってチルトレンズが最大の武器ですので、これを活かせるのは縦の解像度をいっぱいいっぱいに稼げる静止画のほうですね。(HDではないですが、4:3の動画モードもあるにはあります)

USBケーブル、ネックストラップが付属しております。SDカードと電池は別売り(単三型×3)です。ボディはラバーコーティングのプラスチックかな?すこぶる良い質感です。そういう素材のiPhoneケースなども今流行ってますよね。

あと、先の記事で書いてない点としては、メニューまわりのユーザインターフェイスについて。これも既存の組み込み用のものを使用しているとは思います。メニューボタンの操作がちょっと僕の指には小さいのですが、半日さわってれば馴れるレベルでした。いろいろと設定を変更しても、すべてを一気に初期値に戻すことができるのは使い道ありそうですね。

縦横比1:1での撮影/再生のとき、液晶表示もマスクされると構図がとりやすいんですが、そういった機能は現状ではないようです。でも1:1でのインスタグラム風に撮るのが面白いんだよなあこれ。

今回この記事では、ちょっと至らない点も挙げておりますけども、それも含めてのトイデジであることは理解して購入するほうが良いです。デジカメは高性能ばかりを追求するのではなく、こういった遊びの面もあるということです。ツッコミどころは少しありつつも「なにこれ、おもしろい」という所謂「変デジ」として、今とても良い位置につけている製品だと思いました。

さて、そろそろ梅雨も明けるし、AMPEL持って街撮りしてみるかな。なかなか忙しい日々ではありますが、また近いうちにこいつの本領を発揮した動画とか写真をアップできると良いなと思います。

アマゾンと楽天市場でも購入できます。


過去記事:
BONZART AMPEL ボンザート・アンペル 実写サンプル
一台にレンズ2種を搭載したトイデジ BONZART AMPEL を見て、ターレットレンズ式のデジカメを妄想する
二眼トイデジ BONZART AMPEL 開発中の実機を試用してみた



投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年7月11日 19:29

ジェット☆ダイスケ

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