Webサービスは、ソーシャル化した時点から終わりが始まっている説
古くはmixi疲れとも呼ばれた「ソーシャル疲れ」系の現象ですが、今ならFacebook疲れというのもよく目にしますね。
大抵の要因は次の2点。
SNSでの人間関係=監視社会的なものに疲れたというのがひとつ。そして、ユーザ数が増えるにつれて当初の小さなコミュニティとは様変わりして、何だかよく分からない連中が増えて使いにくくなったという点。
その「ソーシャル疲れ」というものが原因になってユーザ離れを招くこともあり得るわけですから、過度のユーザー数増加とアクティビティは終わりの始まりですよね。
YouTubeなんか使っていても、昔はただの動画ファイル置き場にしていたのに、最近はなんだかソーシャル化が著しい。このままだとソーシャル疲れも発生するだろなという予感はありますね。いや、ひとからの話を聞くともう始まってるか。
twitter のように友達リクエストがない仕組みでも、相互フォロー希望の人が出現し始めてからは何か諦めのようなものを感じました。SNSではないものさえも、人がそれを望むのですね。そして終わりの始まりを切り開くと。
SNSというWebサービスが流行り始めて10年くらいになりますでしょうか。この類いが「ソーシャル疲れ」の先にある何かへ到達できた例はまだ見たことがないです。突き抜ける前に終わった感が漂いますからね。ぜひとも世界最大規模を標榜するfacebookなどは、そこまで突き抜けてみて欲しいものです。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年8月 5日 02:05