星空だけを収めるなら何も問題はないのですが、それではつまらない写真になりがちなので、大抵の場合は周囲の風景なども一緒に写すことになります。

ところが数十分、数時間の単位で露光していると、そういった周囲の風景が明るくなりすぎてしまう事があるんですよね。特に新宿の高層ビル街なんかだと如実で、建物だけ真っ白に飛んでしまうことになります。参考：新宿の高層ビル街から星空を撮るフォトウォークを開催しました

そこで、Adobe Photoshop などを利用して比較（明）合成してやると明るい部分のみ合成されてキレイな星の軌跡と適正露出の風景のみが残るわけです。

しかしこれ、静止画の場合であれば Adobe Photoshop の強力なバッチアクションで大量の画像合成も対応できますが、動画を作りたい場合はどうでしょうか？ひとつひとつ数百枚／数千枚の写真を After Effectsで合成しますか？

というわけで、ようやく本題ですが、SiriusComp（シリウスコンプ）というフリーウェアが配布されております。

どうですか？
写真だけでなく動画も作る方なら一度はこれ試してみたいでしょう？

ダウンロードはこちらから。
比較明合成フリーソフト SiriusComp
http://phaku.net/siriuscomp/

残念ながらWindows版のみということで、Macユーザの方は指くわえて眺めていてください的なことになりますけども（笑）ちなみに私がごくたまにWindowsを利用する機会のひとつがこの SiriusComp（シリウスコンプ）であります。

動画だけでなく静止画も同時に生成してくれちゃいますよ。

これからの季節、空が高くなって星空が撮影したくなりますよね。そんなとき、SiriusComp（シリウスコンプ）を併用すると便利かと思います。