「PENTAX K-3」いまどきのAPS-Cデジタル一眼レフの最高峰
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532
「Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティング」に参加、そのまま三週間ほどお借りして使うことに。
今回のレビュー動画はこちら。
-10℃耐寒動作保証ということで冷凍庫に2分ほど入れても動いてたわけですが、実際にはいまどきの家庭用の冷凍庫というのは-10℃以下になるようで、あきらかに動作保証外の環境下でしたね。くれぐれも皆さんは真似しないでください。
耐寒以外の特徴で気になったものを挙げますと
- ローパスセレクター
- 毎秒8.3コマ連写(連続60コマ記録)
- 高速な露出ブラケット(最高5枚)
- 防塵防滴ボディ
- 小型であること
究極のフィールドカメラと銘打ってるだけあって、小型ボディで防塵防滴というのは嬉しいですね。それだけに、森のなかを歩き回って思いついたときにシャッターをじゃんじゃん切っていくようなスタイルがいい。
そこで役に立つのが高速連写。
飛びものをガッチリつかまえて離さない。
飛びものじゃなくても、アオサギのように一瞬で首の曲がり方を変えてしまうような鳥には高速連写が重要です。首の長い鳥は、首の曲げ方の美しさで決まるわけで。
バンのような鳥も、絶えずコックリコックリと動いており、ベストなフォームをとらえるには毎秒8.3コマの高速連写が役に立ちますね。撮影時の安心感が絶大です。
正直なところ完全にフルサイズセンサー機に移行した身としては、APS-Cセンサーでの水の質感などは物足りなさも感じてしまいます。
それでも善戦してるように思えるのはローパスフィルターレスのおかげでしょうか?
キットレンズではモアレを心配するほどではないとペンタックスの方が仰ってたので、ローパスセレクター機能は使っておりません。レースのカーテンなどがモアレてたからと言って気にする性格でもないので(笑)デジイチ動画撮ってるといちいち気にしてられない頻度で発生したりもするし。
それでだ、
連写が速いということは露出オートブラケットなども高速に済んでしまうわけ。一応三脚を持って出かけたのだけど、手持ち撮影でも5枚ブラケットをそれなりに撮ってこれました。おかげでHDR写真が楽しい!
あと今回は触れてないですけども、デジタルフィルター系のお遊びも沢山ありまして、私なんかはPENTAX Qシリーズでよくそういったもので遊んでおりますが、このK-3でもそれができてしまいます。それとPENTAXといえばインターバル撮影ですよね。もしかしてローパスフィルターレスのカメラだとオプション品要らずでタイムラプスできるのK-3だけじゃないですか?
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-3 ボディ ブラック ローパスセレクタ 最高約8.3コマ/秒・最大約60コマ高速ドライブ -3EV低輝度対応 15532
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2013年11月23日 09:49