カバンにも入る超おりたたみ三脚 ベルボン「UT-50」(ウルトレックUT-53Qの脚のみ)を使っている感想
ベルボンから旅行にうってつけの三脚ウルトレックシリーズというのが販売されております。
現行品は、小型のULTREK UT-43Q および大型の ULTREK UT-63Q という二種になります。
どのように旅にうってつけなのかといえば、180度脚が裏返しに畳める機構につきます。これにより30cmをきる縮長を実現しているんですね。以下はCP+ 2013でのベルボンブースでのインタビューであります。
小さい43Qでは心もとなく、大きい63Qは持ち運べるか自信がない。そういった方のためのミドルクラスULTREK UT-53Qもじつは去年から同時発表されていたのですが、一年経ってようやくそろそろ発売ではないかとのこと(インタビュー動画より)。
ですが、私こないだ台湾への撮影旅行をするにあたり、どうしてもその未発売のULTREK UT-53Qが欲しくなり、色々と考えたあげく意外な解決法を見つけてしまいました。
日本ではこのウルトレックシリーズ、雲台とセットになった商品のみラインナップされてるのですが、おとなり中国では脚だけでも販売してるそうなんです。で、件のULTREK UT-53Q の脚のみの製品「UT-50」というのを購入いたしました。
Velbon ベルボン 三脚 ウルトレック ULTREK UT 50 【並行輸入品】
そうなると当然、雲台も必要になってくるわけですが、これはもう私のお気に入りのこれしか考えられない。
ケンコー・トキナー JOBY ゴリラポッド 自由雲台 BH1 086834
装着してみると、ボールヘッドを留めるネジが大きすぎて、三脚を畳んだときに邪魔になってしまいましたが、うまく位置を調整してやることで、なんとか綺麗に折りたたむことができました。もともと気に入ってる雲台ですし、使い勝手は上々です。
ただし、α99のような重量のあるフルサイズ一眼では、長秒露光などで使うにはやや不安がありますね。
台湾へはキヤノンEOS 60Dという比較的軽量なデジタル一眼レフを持って行ったのですが、運良く撮影してるあいだは無風状態だったというのもあり、長秒露光で夜景もバッチリ撮影できました。
さて、この脚のみの「UT-50」を使って、UT-53Qの仕様とまったく同じにすることもできるようです。以下のQHD-53Qという雲台を装着するそうです。ただ、ゴリラポッドの自由雲台よりも価格が倍以上になってしまうため、私はあきらめました。
Velbon 自由雲台 クイックシュー装備 QHD-53Q
UT-43Q および UT-63Q の脚のみの製品、UT-40 と UT-60 も並行輸入品がアマゾンにて販売されております。ご参考まで。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2013年2月25日 19:09