ネット馬鹿の可視化をスタートレック的に考える
いたずらを投稿してネットで叩かれてということについてブログ書くのが流行ってるようなのでちょっと自分でもメモ的に書いておきますけども
惑星連邦「艦隊の誓い」では、ワープ航法の技術をもたない文明とのファーストコンタクトは禁じられています。
以上です。
こんなに明快な答えはないでしょう。
あとこれに内政不干渉の原則もあります。
とはいえ劇中では、公式なコンタクトはなくとも観察対象としてこっそり潜入してみることが多く、その過程で厄介ごとに巻き込まれて「艦隊の誓い」とのジレンマが物語として効いてくるのですが(笑)
ときおりインターネット免許制みたいな話もあがりますけども、スタートレック的にはそれがワープ航法の技術確立というわけです。
ムー民的な方々のなかには、地球人は戦争ばかりやってるから宇宙人がそれを監視しているという妄想話をされる方もいらっしゃいます。しかし一番近そうな地球型惑星グリーゼ876dでも15光年、地球から攻撃ミサイルが到達するまでどんだけ?って話ですよ。これ脅威にのうちには入らんでしょ。多少の懸念事項ではありますが(笑)
ちなみに私が生まれる前に発射された衛星がようやく太陽系の末端に到達してるとこですからまだまだ恒星間戦争など夢物語ですな。
話が脱線しましたが、つまり触れる必要のないものを持ち上げてやんややんやと騒ぎ立ててるのはいかがなものかと。自発的な成長を待たずに潰してしまうようなことはもってのほか。町内の運動会に(よそからやって来た観客がいきなり)世界大会クラスの選手を求めるのも脈略がなさすぎです。
視聴者層を知的で道徳を心得た進歩的な大人としてとらえているからこその「艦隊の誓い」という設定でありまして、その辺が子供から大人までを対象にするスターウォーズとは一線を画すところですね。
どんなに興味深い種族を発見したとしても、未だワープ航法をもたない文明であれば、そっとしておくのが良いかと思います。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2013年8月16日 14:30