AV家電・IT機器のスマホアプリもそろそろ増えすぎちゃって困るの時代
最近はスマホ連携やスマホ対応のAV家電が多く
また、そもそもスマホとの入出力を目的としたものも増えてまいりまして、それらの機器のためのアプリも多々インストールする羽目に。
最近だとGoProというアクションカムを購入しましたけども、どう考えてもこれはスマホなしには使えないわけです。なくても使えるけど、明らかにスマホアプリのGUIが格上の操作性。こりゃインストールしないわけにはいかない。以下、参考動画。
また、スマホを機能拡張するタイプの周辺機器ですと、どうしても専用アプリを入れざるをえないことになります。例えば音声収録であるとか楽器関係であるとかに多いですね。身近なところではNASとかプロジェクターあたりかな。
もう、そんなこんなでアプリだらけになってる方もいらっしゃいますでしょう?
ゆくゆくは学習リモコンのようにメーカーや製品が関係なく、ひとつのアプリに集約されていくという可能性もあります。
が!
スマホアプリの良いところはGUIでそれぞれの製品の操作に最適化されていることです。もっとも顕著な例でいえばApple社の音楽制作ソフト「Logic Pro X」がそうですね。Mac用のソフトではありますが、専用のiPadアプリ「Logic Remote」を使うことでほぼMac上と同等のGUIでオペレーションが可能、部分的にはそれ以上の機能も。リンク:iTunes App Store で見つかる iPad 対応 Logic Remote
ここまでになってしまうと、学習リモコンのような流れは難しいように思います。
ただ、そうは言ってもスマートテレビやプロジェクター、プリンター、そしてデジカメなど基本機能がメーカーによって大きく違わないものも少なくないわけです。いずれも家庭や職場で複数メーカーのものを利用する機会はありますが、たとえばデジカメなら構図確認と露出設定ができてシャッターが切れて撮影データの確認ができればほとんどの場合は事足りるかと思います。テレビやプロジェクター、プリンター等はもっとシンプル。
ここまで書いてみて思ったのですが、デジカメを除けばiOSが提供している機能 AirPlay や AirPrint でもわりとどうにかなったりして(笑)あとの細かいエクストラに関しては製品別にアドオンなどで対応してくれると良さそうですけど、まあAppleはそういうややこしいことさせないですよね(;^ω^)
希望的観測も含めつつ、今後ありそうなこととしては以下の三つ
- メーカー間で統一が図られる
- OSレベルでサポートされる
- サードパーティーから強力なアプリ登場
家電メーカーさんとしては自社製品で黒く塗りつぶしたい力学が働くので、複数社で仕様を統合していくなどは(あるとしても)遠い将来の話になるでしょう。
OSレベルでのサポートはあり得なくもないかなと思います。しかしテレビ周りに関してはAppleもGoogleも自社の製品で黒く塗りつぶしたいでしょうからねえ… デジカメについては何らかのサポートがあっても良い時代ではないかと思います。
サードパーティーから強力なアプリが登場というのが一番手っ取り早いのですけども、たとえばデジカメ用のAndroidアプリだと「DSLR Controller (BETA)」というものがありますね。キヤノン製デジタル一眼レフカメラを不自然ではないGUIによって操作できます。以下、参考動画
全台キヤノンのデジイチで揃えてる方なら、とりあえずこのアプリ「DSLR Controller (BETA)」ひとつでOK。これがキヤノンしばりも解けるようなことになれば最高なんですがね。
というわけで、少しだけ望みをお見せして今日はお終いです。AV家電や周辺機器のためのアプリでスマホを占領されない時代が早く到来するといいですね。それでは、さようなら。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2013年8月27日 16:01