これぞ大人の電子玩具「littleBits(リトルビッツ)」正直ナメてたけどいま激ハマりしてる電子工作キット
KORGさんから21世紀の電子工作キット「littleBits(リトルビッツ)」というのが送られて来ました。むむむ…
正直なところ私この手のクラフト系/Make系のことは、時間もとられるし部屋がさらに散らかるという印象で、大人になってからはできるだけ避けてました。
が、そんな大人の要求を満たす仕様で、散らからない手も汚れない設計要らずゴミも出ないという夢のような電子工作キットでした。いや、電子工作キットというのは違うな。違うけど他になんと呼べばいいのか分からない。電子工作キットという廃れた言葉以外のキャッチコピーを見つけないとこれはもったいない。
まずは概要を動画でご覧ください。
パルス発振が、光でも音でも分かる。
いいですねえ。
その後に影響を及ぼすモジュールと、結果としての動作をするモジュール。これがリニアに配置されて論理的に理解できる。キモチイイし美しい。
まずはなんといっても電源モジュール。付属の9V電池を接続!これ極性と電圧などが合致すればAC/DCアダプター等でも動くんでしょうね多分。
ハンダごて?不要です。
マグネットで各モジュールを接続するのです。
モジュールは1個につき1機能が割り当てられており大変分かりやすいです。
電源にファンのモジュールを直差し。
これだけでもファンは回りますが…
感圧式センサーを噛ませば、触ってる間だけファンが回転する仕様になりますね。
サウンドセンサーを噛ますと、ハンドクラップや大声でスイッチ切替ができるように。
自分でホームセンターなどで部品と工具を買ってきて工作すると、だいたい上記のどれかひとつを作った時点で力尽きたり興味が尽きたりしますけども、なにしろマグネット式なものですから容易にアレもコレもと試すことができて楽しいんです。
何も設計しない
とりあえずくっつけてみればイイ(笑)
作ったそれ自体が設計図というか、設計図がそのまま動いてるんだよな。
上の例では「電源入れたらファンが回転する」というスタートとゴールが決まっておりまして、そのゴールに至るまでに何を挟んでいくかという、行き当たりばったり=良く言えば直感的なプログラミングができてしまうわけですね。
何を作ろう?
なんてことすら考えずに楽しめます。
もし思った通りに動かなくても差し替えは簡単。
たとえば、ボタンを押すとブッとブザーが鳴って、しばらくの間だけイルミネーションが点灯する(一定時間後に自動OFF)という物が完成しました。
見て分かる!
素晴らしい!
次回はKORGだからこその、シンセサイザーのキットをまじえて遊んでみたいと思います。ご期待ください!
なおご購入に際しては、含まれるモジュールがそれぞれ違いますので、それぞれのセット内容をご確認ください。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2014年1月 3日 19:15