図解 デジタルカメラの仕組み ムック
荻窪圭さんが仕事でも役立ってると某SNSで仰ってたので、私もポチっと購入してみました。
図解 デジタルカメラの仕組み 1日の集中講座で操作が自由自在に! (アサヒオリジナル)
で、昨晩YouTubeでこの本を紹介したら売り切れてしまったようです。すみません。
内容としては、まさにデジカメの仕組みを図解してある本で、半分くらいは図版でできております。
レンズから来た光をCMOSセンサーで受けて、画像処理エンジンで何してメモリーカードに書込んでと。その一方でファインダーやら液晶画面にも映像を送っているわけですが…
そんな漠然とした理解をはるかに超越した具体性を目の前にドンっと置いてくれる感じが本書の良いところです。
例えばひとくちにCMOSセンサーといっても最近主流の裏面照射型CMOSとの違いだったり、あと最新のキヤノンのデュアルピクセルCMOSとかシグマのFoveon X3だとかに言及してます。
そこまでやるか?ってのがズームレンズの鏡筒をまわす仕組みであったりとか。とにかくマニアックと言えるレベルでの視点の細かさは称賛に値します。その取材力も然り。
ボディー構造やシャーシの話では、外装強度の進歩によってモノコック構造も増えてきたという、なんだか初期のモビルスーツの進化の歴史とは逆を歩んでるのが面白いなと思いますね。
そんな感じで男心や少年の部分をくすぐる内容でもありますので、写真・カメラ好きの方は一度読んでみると楽しいと思いますよ。
図解 デジタルカメラの仕組み 1日の集中講座で操作が自由自在に! (アサヒオリジナル)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2014年4月28日 20:39