歌舞伎座に歌舞伎を観に行った
歌舞伎はこれまで家族で国立劇場にて二回観劇したことがあったのですが、このたび松竹さんとご縁ありまして歌舞伎座のほうで七月大歌舞伎千秋楽、昼の部を観ることができました。
演目は以下の通り
11:00─11:20 正札附根元草摺
11:40─12:35 通し狂言 夏祭浪花鑑 序幕
13:05─15:00 通し狂言 夏祭浪花鑑 二幕目 大詰
出演してるのがなんだか香川照之さんに似てるなぁと思ったのですがご本人でした(笑)。そりゃそうですよね歌舞伎役者さんなのですから。パンフには香川照之ではなく市川中車と書いてあって当然なのですが、完全に見落としておりました(笑)。
そのくらいに歌舞伎音痴ではありますが、イヤホンガイドをレンタルしたおかげもあって、11時から15時までの長時間ではありましたが、たいへん楽しく観劇できました。
二枚目は市川海老蔵さん。
見得がたまりませんね。
かっこいい!
刀などを持って決めるのも当然良いのですが、花道を急ぎ走るときの見得切りがめっちゃスピード感あって絵になってた。
海老蔵さんが父殺しをする場面と、捕物の場面とでは、刀の小道具も違うようでした。父殺しの場面では悔いを表すかのように、振るたびにシャリシャリと音のする刀だったのが印象的。あと、その場面で遠くに見える山車などの遠近表現もとても良かったです。捕物のときの屋根ごと迫り上がる舞台も良かった。
あと、坂東玉三郎さん超絶キレイ。
人物が座る場面などは黒衣が後ろから支えて、きちんと綺麗な形で見えるようにするなど、絵的なこだわり方はハンパないですね。以前にも荒事での寝たり起きたりでそういったのを見たことはありましたけど、あれは歌舞伎ならではで面白いものですね。
以上、自分用メモでありました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2014年8月 6日 01:02